聴覚障害は抗がん剤の1回の投与量と総投与量に関係があり、発症時期や症状に個人差があります。

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聴覚障害

 

抗がん剤の副作用によって聴覚障害を引き起こすことがあります。

 

どんな聴覚障害が現れるのでしょう?
聴覚障害が起こったらどんな対処をすればいいのでしょうか?

 

聴覚障害をおこす抗がん剤

 

抗がん剤の聴覚障害として起こりやすいのは耳鳴りと難聴です。

 

内耳(蝸牛)に悪影響を及ぼし聴覚障害を起こしやすい抗がん剤として、

  • シスプラチン
  • ネダプラチン
  • カルボプラチン
  • パクリタキセル

などがあげられます。

 

これらの抗がん剤は聴覚障害だけでなく、めまいや吐き気を引き起こすこともあります。

 

聴覚障害は抗がん剤の1回の投与量と総投与量に関係があると言われており、発症時期も症状も個人差があります。

 

 

聴覚障害の症状

 

難聴は左右同時に起こり、例えば体温計の終了の音などの高音域が聞こえづらくなることから始まり、次第に低音域も聞こえづらくなっていきます。

 

難聴のほかにもめまいや吐き気が起きることもあります。

 

起きたときは無理をせず、耳を刺激しないように静かな部屋で安静にするようにしましょう。

 

 

聴覚障害の対処法

 

一般的には抗がん剤の投与終了後半年ほどで自然回復すると見られていますが、再投与などでより聴覚障害を悪化させることがあります。

 

難聴は自覚症状が出たときにはすでに進行していることが多く、悪化してしまうと回復ができない恐れがあります。

 

そうならないためにも難聴の症状が出たら早期に医師に相談し、定期的な聴力検査やステロイド剤やビタミン剤や血管拡張剤や代謝賦活薬の処方、場合によっては抗がん剤の中止や薬剤の変更の指示を受けてください。

 

しかし、難聴には必ず治る治療法は確立されていません。

 

また、抗がん剤の副作用以外で難聴になっている場合もあります。

 

いずれにせよ、病院で医師の診断を受けることが大切です。